髪の毛は老化するのか?
縮毛矯正等でご来店して頂いたお客様とお話させて頂いてこんな会話をする事が結構あります。「縮毛矯正はずーっとかけているのですが、1番最初にかけた縮毛矯正が1番綺麗で良かった!!」など、現在の髪質と過去の髪質に同じ施術をしても結果が違う、そんな疑問にお答えしました。
パーマ・カラー・縮毛矯正のかかりやもちが悪いのは何故か?
加齢による髪質の変化があります
「1番最初にかけた縮毛矯正が1番綺麗で良かった!!」
私が長く担当させて頂いてるお客様だと20年前後前の話になります。
20年前ってお肌もピチピチじゃないですか。
全ての物が潤っているし、そんなにお手入れしてなくても何とかなる!そんな感じですよね?
髪の毛だって太い人だと縄みたいだし、細くたってある程度の髪の毛の量、ボリュームがあるじゃないですか。
ですが、20年経ったお肌はピチピチですか?水は弾きますか?
若い時より、高いお化粧道具使ったり栄養材を使ったとしても20年前のお肌になんてなりませんよね?
10代の方と30代の方比べても、比べ物になりませんよね?
髪の毛も同じなんです。
10代の方の髪の毛と30代の方の髪の毛も全然違います。
ましてや、10代には無かった問題が発生するのですよ。
白髪染めによる、髪のダメージ
髪の毛が薄くなる。
髪の毛が白く(白髪)になる
この問題が出てきます。そうすると、髪の毛を明るくおしゃれ染めを楽しんでた方達が白髪染めに変えなきゃいけなくなります。今まではそろそろ伸びてきたから、美容室行こうかなー。そんな、ゆっくりな理由だったのが、白髪染めに変えると、まずい白い物が出てきた!早く美容室行かないと。になるのです
最初は2・3ヶ月で行ってた美容室も、白髪染めの為に1ヶ月で来店する事になる。
毎月カラーとなると、ダメージがプラスになります。
白髪に染めるとなると、ある程度のダメージがあるところに、回数も増えるとそれは髪の毛にはキツイ事になります。
そんな弱ってる髪の毛に縮毛矯正やパーマをプラスです。
傷んで来たところに、お歳で髪の毛も細くなる。昔はバリバリだった髪の毛も、お歳で痩せ細くなってきます。それが老化です。
その老化した髪の毛に縮毛矯正をかけたとして、正直何もしない髪の毛よりは、負担は大きくなります。
そして、色々やってる髪の毛ですもん、疲れちゃいますよね。その結果もちが悪くなります。
なので、昔の元気な髪の毛の時にかけた1番最初の縮毛矯正が、1番綺麗でツヤツヤで…良かった記憶になるわけです。
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